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MFの近くの池でカワセミ撮影 [カワセミ]

台風北上中で曇りがちの一日でした。
MFの公園池ではカワセミの出が悪く、近くの公園池に移動しました。
SONY α57は内臓テレコンx1.4 拡大機能のEVF 秒間12コマの高速連射等々、野鳥撮影に必要な機能がほとんど備わっていて本当にお気に入りです。

撮影日:2012年9月29日
撮影機材:SONY α57 + HS APO 300mm F4.0

本日訪れた公園池には2羽カワセミがいます。
このフィールドをメインとしない理由は一言で言えば撮影に適さない形状をしているから・・・でしょうか。
岸側からの撮影になるので、カワセミがどこにいても水面、もしくは空が背景となり必ず逆光での撮影となります。
また冬場以外は生い茂った木々の中にカワセミが入ってしまうので、これも光量が足りず苦労することになります。

カワセミが鳴きながら木の中に入り込んだのを確認し、フェンスの間から抜けるポイントを見つけました。
α57のEVFは見たままに撮れるので、このように暗い場所での露出補正は光学ファインダーより便利だと思います。
クロップ無しではこんな感じです。
1rrDSC02020.jpg

以下クロップしています。
1rrDSC01857.jpg

1rrDSC01871.jpg

1rrDSC02102.jpg

1rrDSC01820.jpg

突然飛び出しましたが飛んで行った方向に追いかけると、見つけることができました。

ここも木の中にすっぽり入り込んだような場所でとても暗く、背景の池の水面が明るく輝いています。
2rDSC02373.jpg

背景との明暗差が大きく、カワセミに露出をあわせると、カワセミの羽が透けて見えます。
まるでレントゲン写真のように羽の構造が浮き出ています。
1rDSC02466.jpg

1rDSC02469.jpg

1rDSC02471.jpg

1rDSC02476.jpg


軽量のシステムで枝被りを克服しつつ歩き回るスタイルもこれはこれでありです・・・かね。

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コメント 10

J.J

やはりMFは調子が悪そうですね。
木曜日もいまひとつでした。
今日は休みですが、あいにく台風の影響で雨になりそうなので
断念しました。

by J.J (2012-09-30 08:23) 

まっちゃん

300mmF4か400mmF5.6ぐらいが有ると手持ちで動き回れて便利ですね。
500mmF5.6だと重くて大変、その上なんて私には考えられません。(^^;)
by まっちゃん (2012-09-30 09:46) 

kingfisher

>J.Jさん
あいにくの日曜日になりましたね。
一箇所の池だけを撮影地と捉えると待ち地獄に陥った場合、たいへんな時間とチャンスロスをしてしまいますね。
こういう時は軽量の手持ちシステムで機動力を活かそうと思っています。
by kingfisher (2012-09-30 10:26) 

kingfisher

>まっちゃんさん
そのとおりですね!
高精細、高解像、超長距離を目指すのであれば私もカメラレンズではなくBORGを選択してしまいます。
軽量の手持ちシステムで歩き回るのも楽しいですね。
ただ、上記のような環境では折角のオートフォーカスも使えず、ピントと露出についてはマニュアルになってしまいました。
by kingfisher (2012-09-30 10:31) 

scarlet

カワセミちゃんの出が悪いそうで、こちらでもある時間にぱたっと川から
影形無く消えてしまうと表現したくなる時間があります。
だいたい11時頃から14時過ぎが多いようです。

この池は撮影条件が悪く大変そうですね。
逆光をEV補正でカバーした背景が白いシーン幻想的で綺麗ですね。
目では見た事がない羽が透けて見えるシーンこれもありですね。
なかなかやってみようと思ってもここまで補正がかけられません。
光学ファインダーですから仕方がありませんね。
毎回だとちょっと辛いですが、これからカワセミが川へ戻ってくれば
逆にああいうシーン撮りたいねなんて贅沢な悩みもでてきそうです。

1枚目から5枚目葉隠れのシーンもかえって雰囲気が出て綺麗です。
色調が廻りの葉に影響されているのか緑っぽく見えるのも雰囲気が
出ているんでしょうね。
by scarlet (2012-10-01 14:34) 

kingfisher

>scarletさん
このフィールドでの撮影は本当に苦労します。
写真では伝えようがありませんが、藪蚊の攻撃です・_・;
レンズを支える指先や耳の周りなど、本当に痒い急所を攻めたててきます。
早く藪蚊の出ない季節になることを心待ちにしています。

by kingfisher (2012-10-01 14:57) 

scarlet

それは辛いですね。撮影条件より藪蚊に刺されると撮影に集中できないので
困ります。差される場所が間接に近いと閉口しますね。
一番原始的な渦巻き蚊取り線香作戦が効果ありそうです。
HS APO 300mm F4.0もお持ちだったんですか。
私の方はママチャリ移動なのでBORG71FL+K-5専用です。
by scarlet (2012-10-02 23:31) 

kingfisher

>scarletさん
あまりにα57の使い勝手が良いので、試しに HS APO 300mm F4.0を買ってみました。
AFの精度を試したかったのですが、藪の中にもぐり込まれたので止む無くマニュアルフォーカスになりました。
その場合でも露出補正やファインダーの拡大機能は本当に有効です。
J/Jさんのブログコメントでいただいた質問についてですが、内臓手振れ補正はオリンパスのように焦点距離を入力するのではなくON-OFFのみの設定です。
補正の効果を確認するためにあえてOFFでは撮影していないのですが、低速シャッターでもこらえてくれているところをみると、それなりの効果はあるのかな・・・と思います。
ISO変更、ファインダー内拡大表示等、撮影に必要な操作はファインダーから目を離さなくても変更することができますよ。

by kingfisher (2012-10-03 11:05) 

scarlet

α57の件詳しく教えていただきありがとうございます。
そうですか。カメラに惚れてレンズまで買ってしまったんですね。
Nikon D300Sの後継機種を首を長くして待っているんですが
今回も肩透かしでD600フルサイズ、ちょっと期待はずれです。
これから冬場の朝夕は328に登場してもらいますが、今は
KingFisherさんの一言でBORG沼にどっぷりはまっています。

α57BORGで使う条件が全て揃っていてデジボーグ向きなんですね。
手ブレ補正が内蔵している、フィアンダー内拡大表示があり
ISO変更もファインダーから眼を離さず可能。
これだけ揃っていればアップ画面の撮影から飛翔まで使えますね。
SONYは撮像素子も自社で開発しているので高ISO感度特性も
良いし、これから一番注目すべきメーカーなのかも知れませんね。

by scarlet (2012-10-03 13:51) 

kingfisher

>scarletさん
カメラレンズを使うにしても、BORGを使うにしてもα57のx1.4内臓テレコンは鳥撮りには本当に便利です。
840万画素にはなりますが、300mm/F4が画質の劣化なく420mm/F4として使えます。
光学のx1.4テレコンを使うと588mm/F5.6になります。
しかも12枚/秒の高速連写をほとんどミラーショックのないトランスルーセント機構で使用できます。
まるでSONYの回し者のようですが、今のところ鳥撮りには最適なカメラではないかと思っています。


by kingfisher (2012-10-03 16:45) 

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