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サイトBのカワセミ [カワセミ]

ホームグランドである公園には比較的大きないくつかの池があります。
その中でもカワセミとの距離や池の形状、障害物等撮影に適した条件を選択していくと私の場合は主に2つの公園池に絞られます。
ブログではその2つの公園池を区別するためにサイトA、サイトBと呼ぶことにしました。
サイトAは背の高い樹木に囲まれたとても景色の良い公園池ですが、光量が少なくまたカワセミまでの距離が比較的遠い撮影地です。
サイトBはカワセミまでの距離は近いのですが、木の繁みの中に入り込まれることが多く枝葉被りの隙間から撮影することになります。
また背景が水面になるので、大抵は太陽の反射光との戦いになります。

徒歩5~10分ほどの隣接している2つの池なので、撮影状況によっては行ったり来たりしています。

撮影日:2012年10月21日
撮影機材:Sony α57 + Borg 71FL
(写真をクリックすると拡大します)


サイトBでの撮影です。

鳴きあうカワセミの声を頼りに居場所を探すと、池にオーバーハングした枝葉被りの繁みにいました。
サイトBでは明るい双眼鏡がとても役にたちます。
rDSC08431.JPG

背の高い木の繁みの中は大きな傘の中のような状態で、カワセミにとっては居心地がとても良さそうです。
この傘の中で、水浴びや餌捕りのダイブを繰り返しますが、撮影者にとっては枝葉の障害物が多く、撮影できるスペースをいかに見つけるかがポイントとなります。
rDSC08681re.JPG

少し引いて見た感じはこのような雰囲気です。
rDSC08704.JPG

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池の周りには防護柵がありレンズを振ることができないので、水中にダイブしたり水中から飛び上がったりする瞬間を撮ることは至難の業となります。
自然な状態での枝葉には幾分邪魔されますが、戻るであろうと思われる枝を予想した枝戻りの飛翔を撮る事ができました。
rDSC08479.JPG

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同じようなルートで水浴びから戻ってきました。
rDSC08460.JPG

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rDSC08462.JPG

この枝は安全で居心地が良いのか、何度も水浴びを繰り返しています。
rDSC08449.JPG

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サイトBでの撮影はカワセミとの距離が近く、心の中でカワセミと対話しています。
逆光での撮影を強いられますが、このようなカワセミ写真もアリかなと楽しんでいます。

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コメント 4

J.J

いやー、サイトBでの飛び込みシーンを撮ることは
ほとんど不可能に近いはずなのですが、
捉えてますね、信じられません。
流石としか言いようがありません。最近kingfisherさんは
サイトBに行かれることが多いと思っていたのですが
ポイントを抑えられてますね。
またご一緒のときはよろしくお願いしますね。

by J.J (2012-11-08 00:15) 

kingfisher

>J.Jさん
カワセミを見つけると「だるまさんがころんだ」状態で徐々に近づくことができればしめたものです。
この時、散歩の人や釣り人が不用意に近づいて来なければ、防護柵の間から抜いて撮影しています。
どうしても中腰になるので、距離が近いとはいえ三脚はあった方が、腰のためには良いと思います^^
by kingfisher (2012-11-08 12:14) 

scarlet

枝かぶりで逆光シーンの飛翔とは流石です。
私ならカワセミが真っ黒ですべて没でしょうね。
カワセミの羽が綺麗に透けていて良い写真で
ほれぼれします。
こういうシーンはBORGとEVFカメラのの独壇場ですね。
by scarlet (2012-11-10 06:24) 

kingfisher

>scarletさん
こちらの公園池は枝被りが多いことがわかっていたので、過去あまり撮影する機会のなかったところです。
逆光の枝被り・・・条件は厳しいですが工夫して、こちらの池のカワセミ達も紹介していきたいと思っています。
新しいフィールドは楽しいですね!
by kingfisher (2012-11-11 20:55) 

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